咳をしてももう一人

こんなとこ誰も見てないと思うけどＭＢＳで視聴してますので関西圏以外の方はネタバレ注意

これまじほむほむもしくはまどか以外全滅　Ａ・ＲＵ・ＤＥ☆彡

つうか番組公式カップリングがさや杏とはおもわなんだ…
まさか嫁ぐとはね…　まさか杏子ちゃんが嫁いじゃうとはね…

ちょっと自分比まじめに語るけど

杏子ちゃん、魔法少女（＝自分の末路）が魔女だって事を知っても取り乱しもしなかった。
杏子ちゃんは前、ソウルジェムの事を知ったときは激昂して、でもその後すぐ、それでもいいかなって思うと割り切った。それから杏子ちゃんは、私だってさやかみたいな目映い理由で魔法少女を目指したんだって思い出した。

体のことは割り切った、魔法少女の末路については激昂しなかった、魔法少女になったばかりの頃の気持ちを思い出した杏子ちゃん。
杏子ちゃんが魔法少女の末路を知っても激昂しなかった理由は、もしかしたら、さやかを助けられたら自分も、という一縷の望みを見たからかも知れない。
でも本当はそれが全部はかない夢だって知っていたんだ。
多分きっと無理なんだって思いながら、でもさやかのことも自分のこともどうしても諦めきれない杏子ちゃんは、いい夢を見せて神様と言った。
どうして夢って言ったのか。現実じゃなくて夢でいいって言ったんだよ。
なんという諦念。なんという覚悟。杏子ちゃんは覚悟の子だった。
賭けるって言葉の意味を頭でも体でも知っていた。
一縷の望みに賭ける、賭が外れれば命を落とすのを彼女は厭わなかったし、最初からそのつもりだった。


杏子ちゃん。
杏子ちゃんが最初さやかを強烈に嫌った理由が今回はよくわかったし、ほっとけなかった理由もわかったよ。辛いなー。

杏子ちゃん行かないでってほんとに思った。
でも杏子ちゃんは「一人は寂しいもんね。だからあんたの側にいてやる」って自分で運命を選んで行っちゃった。
ずっと一人だった杏子ちゃんは、一人の寂しさを、多分さやかよりも知ってるんだろう。
だからすっごく悲しいけど悲しくないよ。
杏子ちゃん。
さやかの側にいてあげてよ。今度は一緒にりんご食べてね。
魔女にならなくてよかった。
希望と絶望は差し引きゼロだって杏子ちゃんは言っていた。
だったらゼロの世界でさやかちゃんとずっと幸せでいてほしいよ、本当に。