母から
(笑顔の絵文字)(リボンの絵文字)(チューリップの絵文字)(紅葉の絵文字)
という、ファンキーな件名のメールが届き、なんじゃろな、と思って開封したら……相当深刻な用件のメールだった
家族以外の他人のプライバシーなので具体的なことは書かないが、件名の明るさからは想像できない用件で「!!…母よ…!」となった。
でもその反面私には母のこの呼吸が分かる。それが付き合いの長さであろう。
これが他人からのメールだったら、えっこの人深刻な用件の割に件名すごいな、と思うのだけど、母だったらすっと腑に落ちる。
長い付き合いがそうさせるんだろう。
なんだろう親子とはいえ別の人間なのに、自分のことのように何考えてるのかわかるのがすごい。これが親子というものなのか。
とりあえずメールの件名と本文は彼女にとっては完全に寸断されている。かわいくかざりたい、くらいの欲求しかない、ということが、付き合いの長い私には手に取るようにわかる。
やっぱ相手のことがわかる度って付き合いの長さに比例してるのかなあ。
こないだ相当だな、と思ったのが、友達と京都でこの先どこいく計画たててたとき
「私皿がいい」(原文ママ)
と友達が言ったのを受け
「造形大の学祭ね」って一発でわかったこと。友達も何でわかるの!って言ってた。いや、学生手作りの皿とか売ってるから…わかるの…。
その後その子がよしながふみの漫画がほしいと言うから書店に寄ったんだけど「タイトルは?」「わかんない」「出版社は」「わかんない」というどうしようもないやりとりの末、
「えっ、じゃあなんかわかってることは?」ときくと
「……割と大きい本だった」
という、幼稚園児みたいなことを言い出したので
「あのさ、それじゃ買えないよ?」
と至極まっとうな事を言った後
「なんか内容は?」
と前向きに訊ねてみた。
「いや、ちらっとカフェ見ただけだからわかんないけど……タイトルは「女」が入ってた様な」
この断片的な情報から、
「それ愛すべき娘達でしょ?」
って言ったらビンゴだったという…。
あれ、これは付き合いの長さは関係ないのかな。
よくわからない話になってきたぜ
という、ファンキーな件名のメールが届き、なんじゃろな、と思って開封したら……相当深刻な用件のメールだった
家族以外の他人のプライバシーなので具体的なことは書かないが、件名の明るさからは想像できない用件で「!!…母よ…!」となった。
でもその反面私には母のこの呼吸が分かる。それが付き合いの長さであろう。
これが他人からのメールだったら、えっこの人深刻な用件の割に件名すごいな、と思うのだけど、母だったらすっと腑に落ちる。
長い付き合いがそうさせるんだろう。
なんだろう親子とはいえ別の人間なのに、自分のことのように何考えてるのかわかるのがすごい。これが親子というものなのか。
とりあえずメールの件名と本文は彼女にとっては完全に寸断されている。かわいくかざりたい、くらいの欲求しかない、ということが、付き合いの長い私には手に取るようにわかる。
やっぱ相手のことがわかる度って付き合いの長さに比例してるのかなあ。
こないだ相当だな、と思ったのが、友達と京都でこの先どこいく計画たててたとき
「私皿がいい」(原文ママ)
と友達が言ったのを受け
「造形大の学祭ね」って一発でわかったこと。友達も何でわかるの!って言ってた。いや、学生手作りの皿とか売ってるから…わかるの…。
その後その子がよしながふみの漫画がほしいと言うから書店に寄ったんだけど「タイトルは?」「わかんない」「出版社は」「わかんない」というどうしようもないやりとりの末、
「えっ、じゃあなんかわかってることは?」ときくと
「……割と大きい本だった」
という、幼稚園児みたいなことを言い出したので
「あのさ、それじゃ買えないよ?」
と至極まっとうな事を言った後
「なんか内容は?」
と前向きに訊ねてみた。
「いや、ちらっとカフェ見ただけだからわかんないけど……タイトルは「女」が入ってた様な」
この断片的な情報から、
「それ愛すべき娘達でしょ?」
って言ったらビンゴだったという…。
あれ、これは付き合いの長さは関係ないのかな。
よくわからない話になってきたぜ